PEP(Post-Exposure Prophylaxis)

ペップと読みます。
曝露後予防と言われ、性行為や針刺し事故などHIVウィルスを体内に入れてしまったと思われる行為の直後に服用します。
理想は36時間以内、遅くとも72時間以内に服用を開始し、28-30日間服用を続けます。
体内にHIVウイルスが侵入すると、定着するまでにおよそ1週間程度かかります。
一度定着してしまうと、HIVウイルスと生涯付き合わなけれななりません。
ですがPEPの薬を72時間以内に服用することで、HIVウイルスが増殖し定着することを防ぎます。

高い予防効果

適切な服用を行えば、HIV感染リスクを劇的に低下させることができます。
医療従事者による針刺し事故などの応急処置として、1990年代から世界中の医療機関で使用されており、現在、多くの病院で常備されている薬になります。
カナダのHIV研究機関には以下の記述があります。

 例えば、1990年代に研究者らは、HIVに曝露した医療従事者にAZT(訳注:抗ウイルス薬ジドブジンの別名)を与えることで、約81%の症例でHIV感染を予防できることを発見しました。(訳)
 For instance, in the 1990s, researchers found that giving AZT to health care workers who were exposed to HIV was able to prevent HIV transmission in about 81% of cases.(原文)
 http://www.catie.ca/en/treatmentupdate/treatmentupdate-152/anti-hiv-agents/study-finds-pep-not-100-effective-preventing-hiv

・抗HIV薬の曝露後予防内服 PEP(国立研究開発法人エイズ治療・研究開発センター)
 http://www.acc.ncgm.go.jp/public/nPEP/nPEP.html

・アクシデントの「後」に感染を防ぐ法-PEP
 https://mainichi.jp/premier/health/articles/20161125/med/00m/010/002000c

ネックとなるコスト

PEPを日本で行った場合、保険適用外となるため、費用は合計25〜30万円くらいかかります。
約1ヶ月の服用で25〜30万円という金額は非常に大きな負担となり、結果的にPEP実施をためらう要因になっています。

ジェネリック薬という選択肢


タイ国内で製造、販売されているジェネリック薬の抗HIV予防薬の合剤「Zilarvir」という薬ですと、1ヶ月分を1万円ちょっとで購入でき、薬効や有用性、服用方法も同じになります。
1ヶ月分1万円程度ならいざという時のHIV予防薬の常備として、魅力的な選択肢になるのではないでしょうか。

※ジェネリック薬とは?
「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」は、「新薬(先発医薬品)」の特許が切れたあとに販売される、新薬と同じ有効成分、同じ効き目の価格の安いお薬です。

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Q & A

・どのような人が対象になりますか?
HIV感染のハイリスク行為があった方が対象になります。
行為後、72時間以内に服用を開始する必要があります。
・PEPを行う条件はありますか?
HIVハイリスク行為前はHIV陰性であったことが、PEPを実施するための条件になります。
ハイリスク行為によってHIV感染した場合に、ウィルスの体内での増殖をその時止めることによりHIV感染を予防しますので、ハイリスク行為前にすでに感染しウィルスが増殖・定着していた場合は、予防ではなく治療を行っていただくことになります。
HIVに感染したかどうかは、感染の可能性がある行為の直後にすぐに検査を受けてもわからない可能性があります。
その行為から2ヶ月から3ヶ月程度はウィンドウピリオドと呼ばれ、HIVに感染していても検査してわからない期間になります。
PEPを行う場合は、ウィンドウピリオドも考慮した上で確実にHIV陰性であることが必要です。
万が一、HIVに感染している人が服用すると、HIV治療に必要な有効成分が足りず、抗ウイルス薬に耐性を持ったHIVウイルスが体内に出現する可能性があり、結果的に、感染者としての治療を開始する際に治療の選択肢が狭まる可能性があります。

また、B型慢性肝炎を患っている方、腎機能や骨密度に問題がある方は、PEP開始前に医師にご相談ください。

ハイリスク行為後、72時間以内に医師にご相談できない場合は、とりあえずPEPを開始してください。
PEPはできるだけ早く、遅くとも72時間以内に開始する必要があります。
薬を飲み始めた上で、できるだけ早く医師の診断を仰いでください。
・HIVウィルスにすでに感染していますが、PEPの薬で治療することはできますか?
できません。
PEPで使用する薬はHIV治療薬ではありません。
この薬にはHIV治療に有効な成分の一部が入っていますが、HIV治療には他の成分も必要になるため、通常、複数の薬を併用することになります。
医師の指導の元、適切なHIV治療を行ってください。
HIVの研究も日々進歩しているうえ、より効果的な治療薬が出てきています。
現在は治療方法や薬がとても進歩しているので、薬を飲み続ければ、エイズの発症を抑え、それまでと変わらない生活を送ることができます
・一度服用すれば、HIVに感染することはなくなりますか?
いいえ。
PEPで使用する薬はHIVワクチンではありません。
PEP終了後は、HIV感染のリスクは以前と変わらない状態になります。
日常的なHIV感染予防をお考えの方は、PEP終了後、PrEPをご検討ください。
・PEPを行っている間は性行為をしても問題ないですか?
PEPを行っている間は、すでに体内に侵入したHIVウイルスの増殖を止めている状態の可能性があります。
1ヶ月間のPEPを完了し、HIV検査で陰性が確認されるまでは体内にHIVウイルスが存在する状態かもしれないことをご留意ください。
・「Zilarvir」1種類の服用でPEPを行えますか?
「Zilarvir」は2つの成分が含まれた合剤になりますので、こちら1種類でPEPの実施が可能です。
・薬はどのように服用すればいいですか?
薬は1回1錠を1日2回、決まった時間に飲んでください。
食事と関係なく服用可能です。
飲み忘れることなく毎日無理せず続けられる時間やタイミングを決めて服用してください。
・薬はどのように保管したらいいですか?
薬は乾燥剤入りのボトルに入っていますので、ボトルのまま常温で保管してください。
冷蔵庫や車の中、屋外などの低温や高温、多湿な環境は避けてください。
旅行などで薬をピルケースなどに入れて持ち歩いても問題ございませんが、1週間分程度にとどめましょう。
・薬を飲み忘れてしまいした。
飲み忘れていることに気づいたら、すぐに飲みましょう。
朝飲むはずの薬を夜になってから飲み忘れていることに気づいたら、すぐに薬を飲んでください。
翌朝はいつも通りの時間に服用してください。
・薬を飲んだかどうかがわからなくなってしまいました。
薬を飲んだかどうか分からなくなってしまったら、とりあえず薬を飲んでください。
たまに、1日に2回薬を飲んでしまうことがあっても問題ありません。
このような状況が頻回にある場合は医師にご相談ください。
・PEPにはHIV予防以外に効果はありますか?
薬の副次的な効果としてB型肝炎ウイルスの感染も防ぐ可能性が高いですが、その他の性感染症を防ぐことはできないことにもご注意ください。
・どんな副作用がありますか?
PEPで使用している薬は、B型慢性肝炎の治療薬でもあるテノホビルが含まれています。
B型慢性肝炎の方が、PEPの薬の内服を中断すると、B型肝炎が急激に悪化する可能性があります。

PEP開始後、腹部膨満感や吐き気、下痢などの症状が出現することがありますが、その程度は軽いものです。
症状は数週間以内に消失するでしょう。
これらの消化器症状は、食後に薬を飲むとか、もしくは寝る前に薬を飲むなどの工夫によって軽減することがあります。

頻度は少ないのですが、まれに腎臓の機能が低下することがあります。
そのため、定期的に腎機能をチェックをおすすめします。
腎機能の低下が認められた場合には、医師にご相談ください。

PEP開始後に骨密度の低下が起こる可能性があります。
その変化はPEP開始後数か月間に起こり、以降骨密度の低下は見られません。
また、骨折の頻度が増えることもありません。PEPを終了すると骨密度は速やかに回復します。
・持病があって薬を飲んでいます。飲み合わせが問題になることはありますか?
治療が必要な合併症(持病)をお持ちの方、薬を飲んでいる方は、PEP開始前に医師にご相談ください。
・PEP中にホルモン治療を受けることはできますか?
PEP中にホルモン剤を飲むことは問題ありませんが、飲んでいるお薬は全て担当医に知らせてください。
・PEP中にお酒を飲んでもいいのでしょうか?
PEP中にお酒を飲んでも問題ございません。
・1ヶ月間のPEPで大丈夫でしょうか?
28-30日間のPEP実施で、その有効性は認められていますが、ご心配な方は2ヶ月間行うことも可能です。

Zilarvir

9,800円 / 1本60錠(30日分)
16,800円 / 2本120錠(60日分)
初めてPrEP・PEPご購入の方にHIV検査キット(血液タイプ)1箱プレゼント中!

ご注文
※個人輸入に際しては、薬機法に定められた範囲内(2ヶ月分)でご注文ください。
※定期購入をご選択の場合は2ヶ月おきに2本ずつの発送になります。
※送料は含まれています。
※発送後5-10日程度で到着予定です。
※付属する説明書は英語およびタイ語表記になります。
※外箱は付属しないことがありますが、正規品ですのでご安心下さい。

◯ 商品説明

Zilarvirは、薬効成分としてラミブジンとジドブジンを含有する抗HIV薬です。
日本国内では、本剤と同薬効成分が同量配合されている薬剤としてコンビビル配合錠が承認されています。
Zilarvirは、コンビビル配合錠のジェネリック薬品になります。

参考:コンビビル配合錠
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6250100F1032_2_07/

Zilarvirは、エイズウイルスのHIVが増殖するのに必要な、自身を複製する際に働く酵素である逆転写酵素を阻害します。
それにより、ウイルスの増殖を抑える作用と、免疫を受け持つリンパ球であるCD4陽性リンパ球の数が減り、免疫の低下を抑えます。
それにより、免疫機能を改善、エイズの発症や進行を遅らせるといわれています。

HIVの治療において、ウイルスの耐性化を防ぐため、多剤併用療法が基本となりますが、本剤は配合錠であるため、服薬負担の軽減が期待されます。
また、本剤1錠を服用した場合と、ラミブジン、ジドブジンをそれぞれ単独で服用した場合とでは、同一の薬効を示すと考えられています。

通常、他の抗HIV剤と併用し、HIV感染症の治療に用いられる本錠をPEPとして使用します。

◯ 用法・用量

1回1錠を1日2回、決まった時間に経口服用してください。
食事に関係なく服用することができます。
HIV感染ハイリスク行為後72時間以内になるべく早く服用を開始し、その後28-30日間、途切れることなく毎日服用を続けてください。

この薬は飲み忘れると効き目がなくなる恐れがあるために飲み忘れないことが大切です。
万が一飲み忘れた場合は、気がついた時点ですぐに服用してください。
ただし、次に服用する時間が近い場合は、1回飛ばして次の通常の服用時間に1回分を服用してください。
絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って大量に服用した場合は、直ちに病院に相談し医師の診断を受けてください。

◯ 内容量

1本あたり60錠(1日2錠、30日分)

◯ 成分

ラミブジン(Lamivudine) 150mg
ジドブジン(Zidovudine) 300mg

◯ 注意事項

B型慢性肝炎を合併している方は、本剤の投与中止により、B型慢性肝炎が再燃するおそれがあるので、本剤の投与を中断する場合には十分注意してください。

◯ 副作用

1本あたり60錠(1日2錠、30日分)

◯ 副作用

Zilarvirを使用している間、以下項目に該当する、もしくは、不快な症状や気になる症状がある場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。

【主な副作用】
・ラミブジンとして
 すい炎、乳酸アシドーシス、肝炎、肝不全、下痢、不快感、倦怠感、頭痛、吐き気、嘔吐、腹痛、末梢性ニューロパシー、関節痛、筋肉痛、皮膚発疹、そう痒、一過性好中球減少症、血小板減少症、一時的な肝酵素・ビリルビン値上昇

・ジドブジンとして
 貧血、血小板減少症、ビリルビン値上昇、発熱、頭痛、吐き気、嘔吐、食欲不振、筋肉痛、不眠症、めまい、知覚障害、呼吸困難、発疹、不快感、胃腸痛、消化不良、味覚倒錯

◯ 保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて常温で保管してください。

◯ 製造国

タイ

◯ 製造元

タイ国政府医薬品局(GPO)